バックアップ / リストア

バックアップ / リストア

1. 概要

機器全体の設定情報をバックアップおよびリストアするページです。

機器が故障した際など、バックアップしたファイルを新しく用意した機器へリストアすることで、元の設定状態を復元できます。

バックアップファイルには以下の情報が含まれます。

  • startup-config とそれらに付随する情報

  • startup-config select コマンドの設定値

  • boot prioritize sd コマンドの設定値

本ページにて、バックアップまたはリストアを実行する際は、 CONFIG に関連する操作 ( write コマンドや erase startup-config コマンドなど ) を行わないでください。

スタック構成の場合、各スイッチ毎にバックアップとリストアを行う必要があります。

2. トップページ

バックアップ / リストアのトップページです。

2.1. バックアップ

  • 「進む」ボタンを押すと、システムのバックアップを行うページが表示されます

2.2. リストア

  • 「進む」ボタンを押すと、システムのリストアを行うページが表示されます

3. バックアップページ

機器全体の設定情報をバックアップファイルとしてダウンロードするページです。

「実行」ボタンを押すと、現在アクセスしている機器のバックアップファイルをダウンロードできます。

スタック機能が無効な場合、実行画面が表示されます。「実行」ボタンを押すと、現在アクセスしている機器のバックアップファイルをダウンロードできます。

スタック機能が有効な場合、入力画面が表示されます。バックアップする対象の機器を選択し、「確認」ボタンを押した後、実行画面にて「実行」ボタンを押すと、選択した機器のバックアップファイルをダウンロードできます。

スタック機能が有効な場合の画面説明は下記のとおりです。

3.1. バックアップ

  • バックアップを行う機器のスタック ID

    • バックアップを行う機器のスタック ID を選択します

    • また、選択した機器の機種名とシリアル番号が表示されます

4. リストアページ

バックアップした機器全体の設定情報を本製品へリストアするページです。

入力が完了したら、「確認」ボタンを押してください。入力内容の確認画面で内容に間違いがなければ、「実行」ボタンを押してください。

リストアが完了すると、本製品は自動的に再起動を行います。

4.1. リストア

  • バックアップファイル

    • リストアするバックアップファイルを選択します

5. スタック構成でのリストア手順

スタック機能が有効な場合、本ページより機器全体の設定情報をリストアできません。

スタックを構成している一部の機器が故障するなどして機器を交換する場合は、以下の手順でリストア作業を行ってください。

  • 新しく用意した機器のファームウェアを、交換前の機器と同じバージョンに更新する

  • ファームウェアを更新したら、本ページへアクセスし、事前にバックアップしておいた機器全体の設定情報をリストアする

  • リストアが完了して本製品が起動したら、一度電源を OFF にして、動作中のメインスイッチと接続し、電源を ON にする